【ラタンで始める手作り生活】4ステップで完成、ラタンアクセサリーの作り方

ナチュラルな雰囲気が好きな方に人気なのがラタンです。

小物やアクセサリーをラタンで編んでみたいという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、初心者の方向けに「ラタンアクセサリーが作れる4ステップ」を紹介しています。

簡単なラタンアクセサリーが作れるようになるので、ぜひ最後までお付き合いください。

ステップ1.ラタンを買う

メイン素材となるラタンを購入します。

アクセサリー作りに適した量、芯の形、色、太さを選んで購入する必要があります。

ラタンの買い方

ラタンはネットで購入が可能です。

100g単位で販売されていることが多く、初心者だと買うべき量がわからないと思います。

実際に購入した経験から言うと、アクセサリー用であれば100gで十分です。

「もっと少量で試したい」という方は、50g単位で販売しているフリマアプリを利用してみましょう。

ラタンの選び方

ラタンは、芯の形、色、太さを選ぶことができます。

芯の形は丸芯を選んでください。

色は好みですが、初心者の方はナチュラルカラーが無難です。

太さはアクセサリー作りに適した2mm、1.5mm、1.25mmのものを選びます。

細い方が繊細な印象、太いと力強い印象の作品になります。

編む前のラタンの束
ラタンの太さの違いを比較

ステップ2.必要な道具をそろえる

ラタンアクセサリーを作るために、必要な道具を揃えましょう。

100均で揃うものが多くあります。

ラタンを編むために必要な道具

まず、ラタンを編むために必要な道具を紹介します。

最低限必要な道具
  • はさみ(ニッパーだとなお良し)
  • 木工用ボンド
  • ラタンを浸すための容器
  • スプレーボトル
ラタンを編むために必要な道具
あると便利な道具
  • 目打ち
  • やすり
  • メジャー
  • 乾性油
ラタンを編む時にあると便利な道具

初心者の方は「最低限の必要な道具」をそろえてから、必要に応じて「あると便利な道具」を追加してください。

乾性油とは「完全に乾ききる油」のことで、べに花油、ひまわり油などがあります。

アクセサリーを作るために必要な道具

次にアクセサリーを作るために必要な道具を紹介します。

必要な道具
  • ペンチ
  • 接続パーツ(丸カンなど)
  • エンドパーツ(ストラップ紐など)
  • 好みの装飾パーツ

ペンチは接続パーツをつけるために使用。

パーツなどはネットや専門店で購入します。

アクセサリーを作るための道具

ステップ3.ラタンを編む

道具が整ったら実際にラタンを編む作業に入ります。

すぐ編み始めたいですが、購入した状態のラタンは固くて編むことができません。

下準備をしてから編み始めましょう。

ラタンを編むための下準備

ラタンを編むために、下記の手順で下準備を行います。

下準備の手順
  1. ラタンを切りそろえる
    • 長さ:70cm程度
  2. やすりがけをする(しなくても可)
  3. 水を入れた容器に20分以上浸す
ラタンにやすりをかける
ラタンを見ずに浸す

ラタンの長さは70cmあれば、基本的な形を編むことが可能です。

やすりがけはしなくても問題なく編めますが、やすりがけをしておくと摩擦が少なくなるため、より編みやすくなります。

ラタンを水に浸して20分経過したら、やわらかさを確認してください。

太いラタンはまだ硬い可能性があるので、その際は浸す時間を増やしてしっかりやわらかくしましょう。

あまり浸しすぎると変色する場合があるため、注意が必要です。

ラタンを編むときのデザイン

水引きデザインを使用します。

和のイメージが強いですが、ラタンはナチュラルな素材なので可愛く仕上がります。

代表的な水引きデザインが下記の2つです。

代表的な水引デザイン
  • あわじ結び(写真:左側)
  • 菜の花結び(写真:右側)

どちらも難しくなく、初心者の方にオススメです。

この2つの水引デザインをマスターしたら他のデザインにぜひチャレンジしましょう。

あわじ結びと菜の花結び

あわじ結びと菜の花結びの編み方

あわじ結びと菜の花結びは途中まで同じ編み方になります。

あわじ結びと菜の花結びの編み方

編み込むラタンの本数

編んだラタンは本数で表情が変化します。

素朴な感じが良ければ1~2本、華やかさを出すのであれば3~4本で編みましょう。

ラタンの太さや編み方によって重ねることができる本数が異なるため、編みながら調整してください。

編むときに目打ちがあると網目が整って綺麗に仕上がります。

ラタン(籐)編みは本数で違いがでる

編んだラタンの仕上げ方

編み終わったら不要な部分をはさみ(またはニッパー)でカットし、ほつれないように木工用ボンドで固めます。

つや出しのために塗るのが乾性油です。

乾燥したラタンに塗り込むと、しっとりと仕上がり高級感が増します。

ラタン(籐)編みの端はボンドで固定

何回か同じ形を編むときれいに仕上がりますので、初めはうまくいかなくても何度かチャレンジしましょう。

ステップ4.アクセサリーを作る

ラタンを編み上げたら次はパーツを使ってアクセサリーにします。

とても簡単で、丸カンなどの接続パーツで編んだラタンとエンドパーツをつなげて完成です。

具体例として、ストラップとイヤリングの作り方を紹介します。

ストラップの作り方

ストラップ作りで使うもの
  • 編んだラタン
  • 丸カン×1
  • 紐(40cm程度)

編んだラタンに丸カンをつけ、半分に折った紐を通します。

紐の輪の方に端2本を通し、そのまま引っ張り、端を結んで完成です。

ラタン(籐)編みストラップ

ポーチのファスナー部分やカバンにつけたり、キーホルダーとしても使えます。

イヤリングの作り方

イヤリング作りで使うもの
  • 編んだラタン
  • 丸カン×2
  • イヤリングパーツ×1セット

丸カンで編んだラタンとイヤリングパーツを合わせて完成です。

ラタン(籐)編みのイヤリング

ラタンは落ち着いた色合いのため、シーンを選ばずに使うことができ、カジュアル、リゾート、和装などあらゆるコーディネートに馴染みます。

アレンジのやり方

天然素材のラタンと異素材を組み合わせると、個性的で新鮮なデザインに仕上がります。

例えば、ビーズで編んだモチーフと組み合わせたり、フリンジを合わせたり、アレンジ方法はさまざまです。

このようにアレンジ次第で、ラタンアクセサリーはさまざまな表情を見せてくれます。

まとめ

ラタンアクセサリーが作れる4ステップは下記のとおりです。

  1. ラタンを購入する
  2. 必要な道具をそろえる
  3. ラタンを編む
  4. アクセサリーを作る

初心者の方でとまどうのがラタンの選び方とそろえる道具です。

そこさえクリアすれば、長くラタンアクセサリー作りが楽しめます。

慣れてきたらアレンジをして、かわいくておしゃれな一点モノを生み出してください。

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